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野球肘でお困りのお子様いませんか?
- 2019年11月26日
- 野球肘でお困りのお子様いませんか?
こんにちは!
文京区(千駄木・谷中・根津)エリアのGBS千駄木はりきゅう・整骨院の沖本が更新していきます(^-^)
今日から本格的に寒くなってきて朝布団からなかなか出られなくなってきましたね。
特に週末の最低気温は1度になってて冬が苦手な私にとってはとてもつらい季節になってきました(´;ω;`)
さて今回は野球肘についてお話していきます。
野球肘とは
野球の投球による肘部の障害,とくに上腕内側上顆炎を野球肘と総称していますが、
実はゴルフやテニス(フォアハンド)などのスポーツでも発生する肘部の疼痛性運動障害でもあります。
また、成長期(少年期)の過剰な投球動作などにより発生する野球はリトルリーガー肘と別称されます。
分 類
(1)内側型(内側上顆,前腕回内屈筋群,内側側副靱帶,尺骨神経)
(2)外側型(上腕骨小頭,橈骨頭)
(3)後方型(肘頭)
発生機序
1)内側型
内側型が大部分で,コッキング期から加速期にかけて肘にかかる強い外反力に対して、
前腕回内屈筋群が強く収縮しまた内側側副靱帯により強い引っ張りのストレスが肘部内側にかかり発生する
2)外側型
外側型は少ないが、加速期からフォロースルー期にかけて肘に強い外反力がかかり、結果として
上腕骨小頭と橈骨頭間に過度の圧迫力が発生する
3)後方型
フォロースルー期のボールリリース後は肘関節は過伸展となり肘頭と
上腕骨肘頭窩間にインピンジメントが発生する
治療法
保存療法を行うことが可能であるが発育期におけるものは将来性を考えて治療が長期化します。
投球はもちろんバッティングも禁止して、副子固定を行うこともあります。
保存療法は最低でも3ヵ月間行い、まず肘の自動運動を行わせてスポーツ活動への復帰には
1年以上を要します。状態によっては観血療法となることもあります。
(1)ポジションを失う、試合に出場できない、などからくる
精神的な不安感や焦りに対する指導、助言、管理が必要である.
(2)投球動作を休止させ疼痛消失まで固定する
(3)痛みの感じる運動は避け,それ以外の運動で患肢の筋萎縮と体力低下を予防させる
(4)筋の再教育を行う
予 防
野球肘の障害に対する対策は、早期発見と過剰投球にならないように練習量や投球動作の見直しなどの
管理が必要です。小学生では1日50球程度週200球、中学生では1日70球程度週350球、
高校生では1日100球以内,週500球を超えないことが提案されています。
どうしても無理をしてしまいがちな時期ですので周囲の大人たちがどのようにケアしてあげるか、また
そうならないように予防していくかが大事になってきます。